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新旧様々な情報が飛び交っている古着買取アプリ「CASH」の最新情報をまとめます。

【2017.06.28】古着買取アプリ「CASH」情報

f:id:gohe5:20171208182350p:plain【2017.06.28】

サービス内容が二転三転していることもあり、ネットで検索しても色々な情報が交錯しているアプリ「CASH」。今後どのようにサービス内容が改善されていくのかを見通すためには、過去の変更点を押さえておくことが必要不可欠です。そこで、本記事では備忘録的な意味も兼ね、サービス開始当初の情報をまとめます。

 

「目の前のアイテムが一瞬でキャッシュ(現金)に変わる」――。そんなキャッチコピーで一瞬にしてネットを席巻したスマホアプリが、ネットベンチャーのバンク(本社・東京都港区)が6月28日にサービスを開始した「CASH(キャッシュ)」です。

CASHは簡単に言えば、ブランドものの服やバッグなど個人が持っている値打ちのあるモノを担保として、一定条件の下に換金するサービス。換金の対象となっているブランドの品について、ジャンルや状態を選んでその写真を撮って送ると、即座に査定され、下限1000円~上限2万円が、銀行振り込みやコンビニで受け取れる仕組みです。

CASHの利用者は担保に入れたモノを2カ月以内に運営元へ送るか、15%の手数料を上乗せして返金するか、どちらかを選べます。モノを送る場合は事実上、買い取ってもらうことになります。

 

ここまでは当時サービス開始後間もなかった「CASH」を紹介した記事からの引用です。当時は「質屋アプリ」と表現されており、現在は残っていない「返金」というシステムがありました。

キャッシュしたアイテムを2ヶ月以内に送らない代わりに、引き出したお金を返すことで手元に置いておけるというものでした。だから「質屋アプリ」だったわけですね。

 

そして注目すべきは、サービス開始時の最低査定額が1000円だったという点です。この最低査定額保証は、「メルカリNow」への対抗策として急遽決定されたわけではなかったんですね。

 

以下、再び引用します。ネットニュースでも話題になった、サービス停止についてです。

 

これが運営元であるバンクの予想をすら上回る勢いでネット上のニュースとなり、6月28日はCASHのニュースで埋め尽くされました。アプリのダウンロード数は約2.9万。16時間で約7.2万個の品がキャッシュ化され、その総額は約3.6億円に到達。同時にバンクは、CASHの利用が集中したため、査定機能を一時停止したと発表しました。

 

要は、サービスのキャパシティをオーバーしてしまったわけです。これは、App Storeのみでのサービスですから、基本的にiPhoneユーザーのみの利用でパンクしてしまったということですね。凄まじい勢いです。アンドロイド向けのサービス提供は現時点(2017.12.08)でも準備中となっていますが、再びサービス内容を練り直すことになっている現状を見ると、まだまだ先なのかなという気がします。

 

少し長くなったので、続きは次の記事に譲ります。